栗東九条の会 発足
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2月26日 「栗東 九条の会」がついに発足しました。
約40名が参加し、戦争体験者から20代の女性まで、各界各層の人々が集いました。
会呼びかけ人を代表して栗東市林在住の森野三郎さんがご挨拶
- 1921年生まれ85歳。
- 戦争の良し悪しも分からず、「お国のために」と、インドとビルマで命がけの戦争をしてきた。
戦争とは、人と人の殺し合い。殺さなければ自分が殺される。これほど大きな罪はない。
命・生きるという運命感を感じた。
憲法9条を変えるなんてけしからん、と思っている一人。
命長ければ恥多しなどといわれていますが、
皆さんと共に9条を守る気持ちでがんばる。
また、円徳寺ご住職の里内徹之さんは
- 仏教では「兵戈無要」といって、「戦争と武器はいらない」というのが教え。
- この立場からこの会に参加した。
- 戦争に2年間行った。師団で5099名いたが2200〜2300人が戦死した。
戦争末期、鹿児島の部隊で特攻隊の若者を預かっていたが、終戦がもう少し遅ければ自分も死んでいた。
8月9日 部隊の裏山から60里も離れた長崎の夜空を真っ赤に燃え尽くした光景をことを今でも思い出す。
憲法を変えれば必ず戦争になって行く。
絶対戦争を起こさないように、語り部になって行こうと思う。
映画「日本国憲法」
世界の国々の人々が「日本国憲法」とりわけ9条を、憲法の成立のさかのぼり戦後60年の歩みの中でどのように捕らえているのか、メッセージを寄せていただいドキュメンタリー映画です。
中でも印象に残ったのは
- 日本国憲法は、国民が政府へのメッセージである。
国家の権力を抑えるためにある。
その中心に9条がある。
屋ってはいけないことをする権力の権限を持たせないためにある。
- 現実主義を言う人がいるが、
国家が2億人の人々を奪ったのが現実です。
軍隊がいることで危険を増すのです。
アメリカ側から見れば、基地が安全をもたらすことは絶対にない。
- ブッシュはテロの総大将
- 9条こそ日本の戦争の謝罪の証
アジアの民衆の心を知ることが大事
- 15年戦争で「南京大虐殺」などが取り上げられているが、もっと身近な小さな町・小さな村・身近なところで残虐のことが行われた。9条を変えることは、”謝罪”の否定になる
- 憲法9条は国内問題ではない。
国際問題であり、とりわけアジアの問題である。
- 戦争のなれば勝つことになる人はいない。
誰もが命を奪われる。
憲法9条があるからこそ、日本は平和の指導者になれる。
憲法9条は素晴らしい。
「栗東九条の会」は、憲法9条を守りたい。憲法改悪に反対し9条を守る声を広げる市民の集まりです。
その一点で誰でも参加し自分のできることをします。
2月26日設立総会で「申し合わせ」や「これからの運動」(会員の募集やアピール署名の推進)などを拍手で確認しました。
ぜひ心ある市民の皆さんご入会ください。
集会のご案内。
戦争を知り憲法の大切さを学びましょう
まづは聞いてみよう。ご参加ください。
●2006・国際女性デー滋賀県集会
3月5日 10時〜12時
草津まちづくりセンター
(草津駅西口・旧勤労福祉センター)
元従軍看護婦の戦争体験・・・奥村モト子さん
滋賀九条の会 主催
●第4回 憲法と平和を考える県民の集い
3月5日 午後1時30分から
草津まちづくりセンター
(草津駅西口・旧勤労福祉センター)
講演 アレン・ネルソン氏(元アメリカ海兵隊兵士)
「本当の戦争を知っていますか」 |
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▲ご挨拶される「栗東九条の会」代表
森野三郎さん
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