政策・見解

[2005/5/22]

行財政問題特別委員会が開催されました。

報告者:太田ひろみ

5月18日(水)13:30〜15:30
・テーマ 「効率的な行財政運営の実現について」
・内容  「2年間(H15.6〜H17.5)の総括」


この2年間で21回の委員会(協議会を含む)が開催され、現場に出向いて視察をしながら効率的な行財政運営について調査研究をかさねてきましたが、当市における現状の課題を勘案し、特別委員会の構成が見直され、効率的な行財政運営についての審議は総務常任委員会に受け継がれることになりました。そこで、本日2年間にわたる総括がおこなわれました。
主な内容として、
  • たばこ税納入業者への貸付期限が近づいている中で制度の存続は今後どうするのかとの質問に対し、課税定額や県の状況を見て検討していくが、今後も課税定額(約14億円)の確保に努めるとの答弁でした。
  • 団塊の世代(55〜57歳)退職後の職員の補充についてはどうするのかとの質問に対しては、平成17年度は500名体制でいき、その後は事務の合理化やアウトソーシング等により、さらに20数名程度の減を考えていきたいとの答弁でした。現時点の団塊の世代の職員数は約26名。
  • 一例として手原駅前のバス停の待合場所に雨よけの屋根がない。現場不在のコンサルまかせの設計になった結果であり、他にもこの様な問題はたくさんある。今後改められたいとの指摘がありました。
  • その他、市民活動ボランテイアセンターの売却や個人情報の取り扱い、情報をより早くキャッチできる体制づくり、今後の財源確保や長期財政計画等ついて意見がだされました。
☆太田ひろみ議員は公共工事の入札や随意契約のやり方を工夫すればもっと節約できる。各種団体等への補助金を削れるだけ削って、その一方で予定価格の99%の価格で落札するような入札・契約をしているようでは市民として納得できない。入札の方法等を考慮し、もっと安価で契約する(最低制限価格に近づける)努力をすべきだと他市の取り組みの参考例も揚げて指摘しました。

これからも、市民の暮らし守る立場で、税金の無駄使いをなくし、効率的な行財政運営になるようがんばります。


(参考)予定価格の99%の価格で落札するような入札・契約とは

 5月11日に行われた臨時議会での(仮称)新大宝小学校新築工事(建築工事)の契約で、予定価格16億9137万円、最低制限価格12億2652万円で、制限付き一般競争入札をおこない、16億7475万円で落札されています。入札回数は1回。