政策・見解

[2005/5/1]

行財政問題特別委員会協議会が開催されました。

報告者:太田ひろみ

4月25日(月)13:30〜16:30
・テーマ 「効率的な行財政運営の実現について」
・内容  「大津北部学校給食共同調理場視察」



栗東市ではH18年度より学校給食調理業務の民間委託、さらには老朽化した調理場そのものの建て替えという課題をかかえています。

そこで、従来から調理・配送・配膳は民間委託、施設の建設や維持管理は自治体でという公設民営化方式をとっておられる大津市の給食センターを視察させていただきました。

ここはH14年度4月より供用開始という新しい施設でした。栗東市と比較すると

栗東市  5400食?1日、調理員数24名、施設床面積1157m
大津北部 6200食?1日、調理員数20名、施設床面積2067m

という具合に、広くゆとりのある調理場で、栗東市より多くの給食を少ない人員で作っておられました。作業のしやすい調理場なのだなと思いました。

また、配送車へ積み込む時の出入り口のドアも2重で、しかも2つのドアは同時には開かず虫等の進入防止になっているとのことでした。施設の安全管理も、市が責任もってされていることがよく伝わってきました。

 給食の献立は市の栄養士さんが立てられ、野菜の購入についても学校給食協議会で仕入先を決め、それ以外のところからは購入しないとのことでした。

 栗東市に戻って、「栗東市の今後の学校給食のあり方について、市の考えは?」と質問しました。

教育長より、「施設は公設で、おかず(副食)の調理業務のみ民間に委託する考えである。学校給食については市が責任をもってやっていく。今の施設もかなり老朽化しているので、いずれ建て替えなければならないが、時期や場所は未定である。」との答弁でした。

地産地消や食育の大切さが見直されてきている中で、子どもたちにより安全でおいしい学校給食を提供できるよう、今回の視察も参考にしながら、皆さんと一緒にがんばります。ご意見お寄せください。