栗東民報 2014年10月26日号


11月2日告示・9日投票の市議会議員補欠選挙

福祉・暮らしを大切にする市政を

 

     

伊吹みちえ(看護師・日吉が丘在住)さんを先頭に

「いのちと健康をまもる政治を」

11月2日告示・9日投票で、市議会議員の補欠選挙が行われます(定数1名)。日本共産党は、伊吹みちえさん(63)を先頭に、市民の暮らし・福祉を最優先にする市政実現目指してがんばっています。

かつて、栗東市は『福祉のまち』と言われていましたが、財政難を口実にさまざまな福祉施策を削減・廃止されてきました。保育料や水道料金などの公共利用金も引き上げられ、いまや県内でもっとも『福祉水準の低いまち』となっています。

こういう市政運営に対し「財政が厳しくても、福祉水準は下げてはならない」「福祉・暮らし最優先の市政運営を」と、市民の暮らし守る立場で意見を言うのは日本共産党の議員だけです。日本共産党の前進で、福祉の向上を目指してがんばります。


市内をまわる伊吹さんの訴えに共感が広がる

いまの政治は いのちが軽んじられている

集団的自衛権の行使容認や軍備の拡大など戦争できる国づくりの動き、原発の再稼働、医療・介護・年金の引き下げ、消費税の増税、派遣など非正規労働の広がりなど、「いまの政治は国民のいのちや暮らしが軽んじられています。もっと、国民一人ひとりを大切にされる社会をつくっていくことが大事です」という伊吹さんの訴えに、共感が広がっています。

伊吹さんと市内を回っていると、わりと多くの方が安倍自公政治に対し不安を持っておられることが感じられます。国政に対して、地方から声を上げていくことが求められています。

国政にしっかりモノを言う日本共産党議員団

市議会では、国に『意見書』を提出し、国政に市民の声を届けます。日本共産党議員団は、その時々の情勢に合わせて、毎議会『意見書』を提案しています。「消費税増税に反対する意見書」「「介護保険の要支援1・要支援2を保険給付の対象から外さないことを求める意見書」「国保への国庫負担の増額を求める意見書(国保税引き下げるための意見書)」など、市民の暮らしをまもる立場で提案をしてきました。

他会派はこうした意見書の提案には反対の態度で、提案もほとんどされません。
市民の暮らしを守るためには、国にモノ言うことができる議員を増やすことが重要です。



福祉に冷たい栗東市政

リチウムエナジージャパンには16億円の補助金
子どもの医療費無料化は、かつて栗東市が他市に先がけて実施した制度です。どんどん広がり、いまでは中学校卒業まで無料が世間並になりつつあります。

そういう中で、栗東市は「財政が危機的状態である」として、高齢者や障がい者・子ども達の福祉を次から次へと削減・廃止してきました。その結果、子どもの医療費は県内で唯一「0(ゼロ)歳児から自己負担がある自治体」となり、市民から「せめて就学前だけでも無料にしてほしい」との声が上がっています。

しかし、市はこうした声には背を向けながら、蜂屋地先に誘致したリチウムエナジージャパンに16億3000万円もの補助金を、H22~34年度にかけて交付するとしています。

こういう市政運営に、議会の中で「社会的弱者の福祉を削減して、力のある企業に補助金を出すというやり方は間違いである。税金は、市民の暮らしを守ること最優先に使うべきものである」と指摘する議員は、日本共産党の議員だけとなっています。



市民と一緒に署名運動

日本共産党の前進が 福祉充実への確かな力

日本共産党議員団は、市民の皆さんと一緒に「栗東西図書館の充実・存続を求める請願署名」や「就学前までの医療費無料化を求める請願署名」など、要求実現を目指して、署名運動に取り組んできました。

議会では他会派が反対したため、請願は否決になりましたが、西図書館は存続されています。子どもの医療費は入院費だけですが、中学校卒業まで無料になり、一定の成果を上げています。

市民とともに要求実現にまっすぐがんばることができる日本共産党を前進させていただくことが、市民の願い実現や福祉充実へ確かな力です。
 






栗東民報 2014年10月26日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市委員長 國松清太郎
 市会議員 大西時子
 市会議員 太田浩美