JR栗東駅のバリアフリー化を
―― JR西日本へ要望・交渉
市民の願い実現へ
日本共産党湖南地域の市会議員らがJRと交渉
1月23日、日本共産党湖南6市(草津・守山・野洲・湖南・甲賀・栗東市)の市会議員らはJR西日本京都支社を訪れ、要望書を提出しました。要望書の内容は、日頃市民から寄せられているJR関連の要望をまとめたものです。約1時間にわたって、交渉を行いました。
栗東市からは大西・太田議員が参加し、市民要望が最も高いJR栗東駅の早期バリアフリー化を要請しました。他にJR草津線における踏切の改修・改善、甲西駅での行き違いと列車の増便、ICOCAカードが利用できるように等、安全性や利便性の向上を求めました。
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JR栗東駅ホームと西口へのエレベーター
設置に向け栗東市と協議中
JR栗東駅の東口にはエレベーターが設置されていますが、西口とホームには設置されていません。県内JRびわこ線において、唯一バリアフリー化されていない・その計画もない駅となっています。
栗東駅の一日の乗降客は24000人を超えており、市民からは早くホームと西口へのエレベーター設置を求める声は一段と高まっています。 |
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バリアフリー法の期限である
H32年度までには設置していきたい
JRとしても栗東駅へのエレベーターの必要性は認識しているが、設置場所や財政的なことなど解決しければならない課題があり、市と協議しているとのことです。
設置時期についての明確な回答はありませんでしたが、「バリアフリー法の期限であるH32年度までには設置していきたい」と答えました。
日本共産党議員団としても、一日も早くエレベーターが設置されるよう、さらに市やJRに働きかけていきます。
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草津線の利便性向上のために
車両の増・列車の増便・甲西駅で行き違いができるよう要望
JRを利用して通勤している方が「朝の通勤時間帯や夕方の帰宅ラッシュ時は相当混んでおり、現在の4両編成では思うように乗れない。草津線は便数も少ないため、次の列車では遅刻する。安全に乗れるように、ダイヤを改善してほしい」と実情を訴え、車両の増と列車の増便を求めました。
これに対し、JRは「余っている車両がない」などと消極的な対応でした。
さらに、「甲西駅で列車が行き違いできるようにしてほしいとの要望は、列車の増便とセットの要望である。現状では増便は必要ないと考えており、行き違いのために線路を拡幅する計画はない」と答えました。
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ICOCAカードが使えるように
JR手原駅では、ICOCAカードの定期券が購入できないため、市民から改善を求める声が寄せられています。また、草津線では改札でICOCAカードが使えない駅が、多数あります。
すべての駅で、びわ湖線と同様にICOCAカードが使用できるように改善を求めました。
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踏切内の道路拡幅 路面凸凹の改善を
他に、狭隘(きょうあい)な踏切の拡幅や踏切内の路面の凸凹の改善などを求めました。JRは、「踏切内の道路の拡幅については、当該自治体から計画を上げてもらえば協議に応じる。凸凹については、現場を確認して、危険と判断されれば改修する」と答えました。
ご意見・ご要望をお寄せください。JR西日本との交渉は、年1回以上、定期的に行っています。市民の声を直接JRに届けるとともに、市にも要望しながら、より便利で安心して利用できるJRとなるよう引き続き取り組んでいきます。
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栗東民報 2014年2月2日号
日本共産党栗東市委員会発行
市委員長 國松清太郎
市会議員 大西時子
市会議員 太田浩美
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