2014年度
栗東市予算編成にあたっての要求書を提出
開発優先・企業優遇型の栗東市政
福祉・暮らし守ること最優先に転換を
市財政健全化を目的としてH20年度から実施されている『財プロ』『新・集中改革プラン』等において、H20~24年度の4年間で31億3000万円にものぼる負担増が、市民に押し付けられました。
しかし、その一方で返済期日が過ぎたたばこ業者への貸付金は当初の契約どおりに回収できていません。H22年に新しく誘致した企業(リチウムエナジージャパン)へは、H22~24年度で3億3000万円の奨励金を交付し、さらに今年度は2億5000万円交付するとしています。『後継プラン』には総額57億円にのぼる税金を投入するなど、開発事業や企業への優遇措置に、改革のメスは全く入れられていません。
栗東市のH26年度予算編成方針によると、台風18号の被害復旧への対応もある中で、市民向けには引き続き『新・集中改革プラン』による緊縮予算としながら市長のトップセールスによる企業誘致や『後継プラン』は積極的に進めるとなっています。
4月からの消費税率の引き上げは、市民生活や地域経済に大きな影響を与えることが予想されます。地方自治体の本旨は市民福祉の増進です。これまで以上に、この本旨に重点を置いた市政運営が求められます。
1月15日、日本共産党栗東市委員会と市会議員団は、来年度における栗東市の予算編成に対し56項目にわたる要求書を提出しました。
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