栗東市での待機児童は
H24年度49名・H23年度89名・H22年度68名
栗東市でも待機児童は毎年発生しています。その主たる原因は慢性的な保育士不足です。
市は「保育士不足を改善し、待機児童を解消する」ことを目的として、H22年4月から大宝保育園を民営化しました。その理由は、市立保育園の保育士は市職員です。『新・集中改革プラン』等により毎年5名の職員削減をしており、市としては正保育士を増員できないため、臨時保育士に頼らざるを得ない状況です。不安定雇用の臨時保育士の確保は、困難を極めています。そこで、民営化すれば民間園で保育士を増やすことができ、待機児童は減るという考え方で、民営化に踏み切りました。
ところが、思うようには進まず、待機児童はH24年度49名、H23年度89名、H22年度68名となっており、全く改善されていません。民間保育園でも市立園と同様に、年度途中の保育士確保は困難とのことです。
H25年度も、年度当初から6名の待機児童が出ています。
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年齢 |
人数 |
0歳児 |
0人 |
1歳児 |
5人 |
2歳児 |
1人 |
合計 |
6人 |
栗東市における待機児童数
(4月1日時点) |