基本料金（２か月・税込）１０％もアップ
１８９０円→２０７９円に
Ｈ２５年１０月から
標準家庭（３人家族）で試算すれば
１年間で３０９０円の負担増
１日から開会されている３月議会に、水道料金の値上げが提案されています。その主な内容は、基本料金で１０％、基本使用料20m3（２か月）を超過した水量についても４〜１０％程度の値上げとなり、平均７.５％の値上げになると説明しました。
実施はＨ２５１０0月からで、市の説明によれば、標準家庭（夫婦２人・子ども１人）の２か月間の水道使用量は６１m3程度であり、試算すると12か月で３,０９０円の負担増になるとのことです。
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消費税が増税されれば
Ｈ２６年４月から さらに３％の値上げに
水道会計は現在黒字であり、直ちに値上げしなければならない状態ではありません。これに対し、市は古くなった水道管の入れ替え工事や出庭水源地の改修などにお金がかり、このまま（料金値上げなし）では赤字経営になるため、値上げをお願いすると説明しました。
水道料金は、使用量に合わせて設定され、さらに５％の消費税を上乗せして徴収されています。
今後消費税が引き上げられれば、料金そのものは変わらなくても、市民にとってはその増税分が引き上げられることになります。
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これ以上の負担増は もうやめて
市は「当初は予算総額で１５％の値上げを予定していたが７.５％程度に抑えた」と説明しました。値上げ幅を半分に抑えた点は評価できますが、市民への負担増はこれだけにとどまりません。
Ｈ２５年度は幼稚園・保育園の保育料も値上げされます。Ｈ２７年度には下水道料金の値上も予定されています。「生活がますます大変になる。これ以上の負担増はやめてほしい」との声が寄せられています。
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元気創造事業
〜『Ｈ２５年度栗東市予算のすがた』から
市は、Ｈ２４年度から「明日の元気につながるように種をまき、それを芽吹かせるための事業」と位置づけした『元気創造事業』を実施しています。
Ｈ２５年度はさらに拡大して、４，８００万円を予算化しました。新規事業の一部をご紹介します。
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『くりちゃん』の着ぐるみを新調市内外における観光振興やあらゆるイベントで活用し、『くりちゃん』のかわいい動きで、市のＰＲやイメージアップを図るとしています。
・予算額 ７０万円
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「(仮)森田まさのり複製原画展」および
「(仮)森田まさのりルーキーズトークショー」の開催
本市出身の漫画家・森田まさのり氏の代表作「ルーキーズ」「ろくでなしＢＬＵＳＥ」等の複製原画展を開催し、栗東の魅力を発信するとしています。
本人を招いてのトークショーも開催されます。
・予算額 ７２万円
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雨水貯水タンク設置への助成雨水貯水施設を設置した人に、その費用の一部を助成する制度です。雨水の有効利用や節水意識の高揚を図り、環境にやさしいまちづくりを推進するとしています。
・予算額 １５０万円
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中小企業への信用保証料助成制度
中小企業の経営基盤安定のため、「(仮)中小企業緊急支援保証料助成制度」を創設し、保証料の２０％を助成します。助成は１回限りで、Ｈ２５〜２７年度の３年間限定の事業であると説明しました。
・予算額 ４５０万円
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花と緑のガーデンづくり
「花と緑のガーデニング講座」の開催支援などを通して、市民主導型で公共空間に彩りを添えるガーデン作りを進めるとしています。
・予算額 ５０万円
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Ｈ２４年度からの継続で、
・野洲川花火大会（２５０万円） ＊（ ）内は予算額
・いきいき百歳体操（５万４千円）
・肺がん検診（１５０万円）
・子育て講座（１５０万円）
・図書館のコンピューターシステムによるサービスの充実（７５０万円）
・ＪＲ手原駅内の観光案内所の充実（２０７万円）
・子ども議会
なども『元気創造事業』として実施するとしています。
こうした内容が、３月議会で審査され決定されます。ご意見をお寄せください。
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栗東民報 2013年3月10日号
日本共産党栗東市委員会発行
市委員長 國松清太郎
市会議員 大西とき子
市会議員 太田ひろみ
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