JR栗東駅のバリアフリー化を!
栗東のまちづくりを考える会が栗東市と懇談
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栗東駅ホームと西口へのエレベーター設置は
~市民の安心安全のために欠かすことのできない優先的課題
JR栗東駅へのエレベーター設置を求める請願が、議会で趣旨採択されて2年が経過しようとしています。しかし、いまだに設置に向けた具体的対策が示されていません。
こうした状況に不安を感じた請願団体の「栗東のまちづくりを考える会(以下、考える会)」の代表:坂口賢洋氏は、去る8月29日、栗東市に進捗状況の説明を求めるとともに、早期設置に向けた懇談を行いました。
懇談には、大西・太田市議も同席しました。
坂口氏は「ほぼ毎日、栗東駅を利用している。足に障害があり、車いすを使用しているため、エレベーターがないのは大変不便である。市の財政が厳しいのもわかるが、市民の安心安全のために欠かすことのできない優先的課題として、早期にエレベーターを設置してほしい」と訴えられました。
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県内JRの駅で エレベーターがない
設置計画もないのは 栗東駅だけ
JR栗東駅東口には設置されていますが、駅ホームと西口にはありません。いまや栗東駅は、10,000人以上/日が利用する駅になっており、以前から早期設置を求める声が強く出ていました。
1日3,000人以上の駅施設および駅ホームへのエレベーター設置を義務付けた『バリアフリー法』が、H18年に制定されて以来、着々と駅のバリアフリー化が進められてきました。
しかし、県内JRの駅の中で栗東駅だけが設置されていません。設置計画もない唯一の駅になっています。
都市化に伴い栗東市の人口も増え、駅利用者も多く、設置を求める声は一段と高まっています
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H32年度までに設置する方向で検討
早期に設置時期を明確に
考える会の坂口氏の訴えに、市は駅の現状やエレベーターの必要性は十分認識していると答えました。
さらに「JRびわこ線の複々線化構想もあり、近隣自治体との協議が必要である。市の財政状況が厳しく、優先順位を明確にして取り組む必要がある中で、『バリアフリー法』の期限であるH32年度末までには、ホームと西口をあわせた形で設置する方向で検討している」と説明しました。
坂口氏は「西口にあるエスカレーターは、車いす利用者や足の不自由な人にとって、安心して利用できるものになっていない」とし、特に降雨・降雪時の危険性を強調しました。
同席した太田市議は、早期に設置計画や設置時期を明らかにするよう求めました。
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栗東市のバリアフリー計画の策定を
坂口氏は、栗東市にバリアフリー計画が策定されていないとして、「検討会議を開き、住民の声を聞き、早急につくってほしい」と要請しました。市は「バリアフリー基本構想を検討している。策定委員会を立ち上げ、計画を策定する」と答えました。
坂口氏は「市が設置に向け取り組んでいることがわかった。一日も早く設置できるよう、皆さんと一緒にさらに働きかけていきたい」と話されました。
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ホームレス・貧困の生活支援活動を視察
NPO法人夜まわりの会と『ひまわりサロン』
8月29日、大西・太田市議は草津栗東社会保障推進協議会が実施した大津市にある「NPO法人夜まわりの会」のホームレスの自立支援活動の視察研修に参加しました。
ホームレスや貧困の生活支援・自立活動をおこなう民間法人は、滋賀県内でもここだけだそうです。派遣村ができ、国は住居がなくても生活保護が受けられるとしましたが、現実的には住居が必要とされ、生活保護にすらたどり着けないケースが後を絶たちません。
アパートの一室を借りて、生活保護を申請し、就労や生活支援をしながら、自立につなげてきたと話されました。
現在は、民家を利用した『ひまわりサロン』で生活支援活動をされています。これまでの経験から、「コミュニケーションを取りにくい人が多く、就労につながりにくい。就労・自立につなげるために、子どもを対象にコミュニケーション力を養うことを目的とした学習支援活動をしていきたい」と話されました。
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栗東民報 2013年9月15日号
日本共産党栗東市委員会発行
市委員長 國松清太郎
市会議員 大西時子
市会議員 太田浩美 |
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