12月議会
せめて他市並みに
就学前までの子どもの医療費無料化を
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滋賀県内で
栗東市だけがなぜ有料? 何とか改善を
少子化による子育て支援のひとつとして、子どもの医療費無料化が全国的に広がっています。栗東市も以前は他市に先駆けて実施していた制度ですが、3年前に財政難を口実に一部自己負担金が導入されたために、0歳児から有料となりました。
滋賀県内で、就学前までの子どもの医療費にお金がかかるのは、いまや栗東市だけとなり、県内で一番遅れた自治体となっています。
甲賀市では今年の4月から、多賀町では10月から、通院・入院ともに中学校卒業まで無料となりました。こうした他市の動きもあり、栗東の医療を良くする会(代表・石黒やよい氏)は「栗東市の現状を何とか改善し、子育てしやすい町にしたいとの思いで、8月ごろから署名運動に取り組んだ」と話されました。
請願署名は10、219筆寄せられ、12月27日、栗東市議会に提出されました。
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保育園・幼稚園・小児科(医療機関)・スーパー前での
署名運動に共感が広がる
署名活動では「栗東市は住みやすいと聞いて来たのに、がっかりした」「子育てしやすいと聞いていたのに、期待外れだった」などの声もありました。
医療を良くする会は「栗東アルプラザ等のスーパー前、市内保育園・幼稚園前を中心に署名運動に取り組み、医療機関等にも協力していただくことで、1万筆を超えて寄せられた。子どもの医療費無料化は、親たちの切実な願いです」と話されました。いまや就学前までの子どもの医療費無料化は、誰から見てもあたり前の時代です。
なお、医療を良くする会は、12月3日、野村市長宛てに同じ内容の要望書を提出されています。栗東市もこうした声に応え、世間並な子育て支援として、就学前までの医療費無料化を実施するべきです。
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子ども連れの若いお母さんが 議長に訴え
請願書の提出には、4組の子ども連れの若いお母さん方が来られ、「小さな子どもはいろいろな病気にかかり、医療費の負担も大変です」「小学生になっても大変ですが、せめて一番大変な就学前までの子どもだけでも、無料にしていただきたい」と話されました。
下田議長は「12月議会で、慎重に審査します」と答えられました。
12月議会は、5日から開会され、請願書の採決は最終日の21日に行われます。1万筆を超える市民の願いにどう応えるのか、18名の議員と議会に問われています。
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12月議会が始まっています
傍聴にお越しください
・12月 5日(水) 開会・議案上程
・12月12日(水)〜14日(金) 個人質問
・12月17日(月)〜19日(水) 各常任委員会
・12月20日(木) 予備日
・12月21日(金) 採決・閉会
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個人質問 〜市民の願実現にがんばります
<大西時子議員>
@再生可能エネルギーを活用した地域づくり
A食育と学校給食の充実のために
<太田浩美議員>
@たばこ業者への貸付金の速やかな回収のために
A医療をまもるセーフティネットの充実を
(国保税の引き下げ・就学前医療費の無料化・予防接種について)
BRD処分場の有害物から飲み水を守るために
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栗東民報 2012年12月9日号
日本共産党栗東市委員会発行
市委員長 國松清太郎
市会議員 大西とき子
市会議員 太田ひろみ
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