栗東民報

栗東民報 2012年2月5日号

「市民に見える 魅力ある議会」目指して

                       議会改革特別委員会


他市町の議会では、インターネットなどを活用した情報公開、議会主催の議会報告会の開催、市民から出された意見を取り入れ、議会が政策立案していく等、これまでと違った視点からの議会運営に、積極的に取り組む議会が増えています。こうした議会運営を『議会基本条例』として明文化し、議員提案で制定されていることも重要なポイントです。

栗東市議会も、情報技術の発達を踏まえた広報活動や傍聴者への資料提供などの充実を図り、より多くの方々に、これまで以上に市政や議会に関心を持っていただこうと、議会改革特別委員会を設置し、取り組んでいます。
 

野洲市議会

「一問一答方式」と市長の「反問」を導入
 請願提案者から意見聴取の機会を義務付け

1月31日に開催された議会改革特別委員会では、H22年4月から施行された『野洲市議会基本条例』を中心に学習、議論しました。

『野洲市議会基本条例』は、すべての会議を原則公開とし、請願書や陳情書は市民からの政策提言と位置付け、提案者の意見を聴く機会を設けなければならないと義務付けています。

また、本会議の代表質問や個人質問では、論点や争点を明確にするために、一問一答方式を選択できるとし、市長も議長の許可を得て反問することができると定めており、市民に分かりやすく、親しみやすい議会となるよう配慮されています。

栗東市の本会議では、個人質問の追質問は一問一答方式ですが、他は全文通告制となっています。請願者等から意見を聞く場を持つこともありますが、条例化や義務付けはされていません。

開かれた議会運営のために、栗東市議会も議会基本条例の制定を視野に入れ、野洲市など先進地の取り組みを学習し、取り入れながら、議会改革に取り組んでいくことを確認しました。



野洲市議会の「議会報告会」を視察
 進行・説明など すべて議員が運営

野洲市議会基本条例』では、議員相互間の討議を中心とした運営に努めるとし、議案審議等において結論を出す場合、議員間で多様な意見を出し合い、合意形成に努め、結果に関し、市民への説明責任を果たすと定めています。

これにより、野洲市では議会報告会を実施されており、昨年11月に行われた9月議会報告会の視察に行きました。そこでは、進行や説明、質問への回答など、すべて議員で運営されていました。参加者は家庭に配布された議会だよりを持参し、市政に関することや暮らしのことなど様々な質問をされていました。報告会終了後、野洲市議の方々がその日の反省点や改善点などを話しておられました。

政策立案・条例提案などに、積極的に取り組んでいくためには、市民からの要望や意見等の収集は欠かせません。市民への説明責任もこれまで以上に重要視されます。野洲市議の方々は自らが策定した条例の実践で、さらに市民とのパイプを強くし、研鑽を高めておられると感じました。

ご意見・ご要望をお寄せください。開かれた栗東市議会となるよう、皆さんと力を合わせてがんばります。


 


栗東からバスが運行されます

     ○と き 2月19日(日) 15時開会
    ○ところ びわ瑚ホール 大ホール

日本共産党演説会
  山下よしき参議院議員がお話します

     ・栗東市役所    午後1時45分
     ・JR栗東駅東口  午後2時


    バス代として700円ご協力お願いします


 説明: 山下1.jpg








栗東民報 2012年2月5日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市委員長 國松清太郎
 市会議員 大西とき子
 市会議員 太田ひろみ