栗東民報

栗東民報 2011年12月11日号

「旧RD最終処分場の違法投棄に係る有害物質調査の徹底と速やかな対処を求める請願書」

賛成少数で『不採択』に!

12月議会が6日から開会しました。初日には、閉会中の環境建設常任委員会で審査された「旧RD最終処分場の違法投棄に係る有害物調査の徹底と速やかな対処を求める請願書」の委員会報告と採決が行われ、賛成少数で『不採択』となりました。

会派名 議員名 請願書の態度
日本共産党 大西とき子  ○(採択)
太田ひろみ  ○
市民ネット
 ワーク
中村昌司  ○
林 好男  ○
田村隆光  ○
國松 篤  ○
栗東再生 櫻井浩司  ○
公明栗東 小竹庸介  ●(不採択)
高野正勝  ●
新政会 片岡勝哉  ●
上田忠博  ●
林 史代  ●
三浦 悟  ●
寺田範雄  ●
北川健二  ●
藤田啓仁  ●
下田善一郎  ●
山本 章 議長(採決に加わらず)

有害物を出すのに掘削するのはあたり前

傍聴された方々から「有害物を出すのに掘削するのはあたり前です。こんなあたり前のことを求める請願書が、なぜ不採択になるのか。わからない」「反対した議員は、どういう方法で地下水汚染を止めるというのか。説明してほしい」などの声が寄せられました。

『不採択』の説明責任を

H24年度に行われる1次対策では深さ5mしか掘削しないため、地下水を汚染している有害物は除去できないことは、県と周辺自治会との協議の場でも明らかになっています。

「その後の2次対策で除去する」という県の説明を確実なものにするために、議会は県にどう働きかけるのか、『不採択』にした議員の説明責任が求められます。


新・集中改革プラン

70歳以上の検診費用は無料を継続
敬老祝い金は88歳・99歳・100歳に支給

6日の議会終了後に行われた議会説明会において、市から『新・集中改革プラン』について、左記7項目を追加・訂正し、成案化していきたいとの説明がありました。

特に、70歳以上の検診の自己負担金免除(無料)が継続されたこと、敬老祝い金は一部縮小されたものの88歳・99歳の廃止が見直されたことは、よかったと感じています。

しかし、障害者や高齢者の医療費、保育料や水道料金の負担増に対する見直しはありません。今後成案化に向け、各常任委員会で審査することになっています。ご意見をお寄せ下さい。

    
追加・訂正の7項目は、下記の通りです。

@70歳以上の検診費用の自己負担金免除を廃止(有料化)
  →自己負担金免除金を継続(無料の継続)

A敬老祝い金 満100到達時のみ3万円支給
→ 88歳5000円・99歳1万円
 100歳到達時のみ1万円

B歴史民族博物館の貸館料金を追加する。
  ・屋外展示場:1持間につき700円
  ・旧中島家住宅:1持間につき700円
  ・かまど:3000円

C議長車運行の管理委託廃止を追加する。職員および民間タクシーで対応する。

D自治ハウス整備関連補助金の改定に経過措置を設ける。
H24年度に事業計画があるものについては、改定前の補助率等で対応する。

E学童保育所保育料3000円(月額)の値上げを保留とする。市民説明会での意見を踏まえ別途協議する。

F老人クラブ補助金の見直し
→県の補助対象事業であるため、見直しは行わない。



12月議会日程
・議会開会 :6日
・個人質問 :13日(火)〜15日(金)
・各常任委員会:16日(金)〜20日(火)
・予備日  :21日(水)
・採決・閉会:22日(木)
!個人質問!がんばります

<大西とき子議員>
・介護保険について
・人権教育と同和教育について

<太田ひろみ議員>
・財政健全化と市民福祉の向上について
・RD処分場問題について








栗東民報 2011年12月11日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市委員長 国松清太郎
 市会議員 大西とき子
 市会議員 太田ひろみ