新・集中改革プラン(素案)
福祉・暮らしの削減に
市は他市並みにと言うけれど・・・
すでに栗東市だけ
子どもの医療費は有料に
高齢者インフルエンザ予防接種は
1000円→2000円に
各小学校区コミセンでの『新・集中改革プラン素案』の説明会が終了し、約223名が参加されています。市はどの会場でも福祉施策の削減や各種料金の値上げに対し、他市並みの水準にするとの説明を繰り返しています。
まるで、全てが他市より高水準であるかのような説明ですが、現状でも栗東市のほうが劣っているものもあります。
就学前の子どもに係る医療費は、県内他市は全て無料ですが、栗東市のみ一部負担金があります。また、65歳以上のインフルエンザ予防接種は、他市では1000円ですが、本市は2000円と2倍の料金となっています。こうした事実には一切触れていません。
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他市並みから さらに引き下げる内容も
幼稚園・保育園保育料や学童保育所保育料の引上げ、70歳以上の各種検診の有料化などは、他市並みの水準以下に引き下げる内容となっています。
子育て世代や高齢者への負担が重く、重度障害者の通院のための自動車燃料費・タクシー運賃助成の廃止など深刻な内容も盛り込まれており、見直しを求める声が上がっています。
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暮らしまもりながら財政再建を
市民の暮らしや福祉を支えることが自治体の責務です。この立場に立ち返り、市民の意見を十分に聞き、実施を再度見直すことや、「他市並みに」と言うのであれば、他市水準より劣っているものはせめて他市同様に引き上げることが求められます。
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