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栗東アルプラザ前での署名活動と3205筆の請願署名を提出
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『栗東西図書館の充実・存続を求める請願書』
3205筆の署名を添えて市議会に提出
栗東西図書館は、とりわけ国道から西側地域の方々の強い要望に応えて、H18年2月にJR栗東駅前のウイングプラザ2Fにオープンされました。以来、地域住民や栗東駅を利用して通勤・通学をされる方々など、幅広い利用があります。
利用者は年間のべ9万人を超え、小野にある本館と遜色のない利用が図られています。
ところが、H22年12月に発表された『新・集中改革プラン(素案)』では、この西図書館をH24年4月に廃止するとしています。まだ、素案ではあるものの、危機感を感じた女性グループが『栗東西図書館の存続を求める会』(代表・石黒やよい氏)を立ち上げ、7月初旬から存続を求める署名運動を始めました。
署名運動は、栗東アルプラザ平和堂前を拠点に大きく広がり、2ヶ月足らずで3205筆も寄せられ、8月29日市議会に提出されました。9月7日からはじまる9月議会で審査されます。
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図書館には毎日通っています
なくなったら困ります
栗東市では、財政難を口実に、各種公共施設・地域のコミセンの利用料金が値上げされ、児童館の開館日数も減らされるなど、公共サービスが後退する中で、図書館は子育て支援の場や福祉・教育的な役割を担う場として幅広く利用されています。特に、西図書館は開館して以来、利用者も多く、気軽に立ち寄れる場として親しまれてきました。
西図書館を何としても守りたいとの思いで、7月初旬から8月末までの毎週土曜日17〜18時の1時間、アルプラザ平和堂前で、マイク宣伝をしながら署名活動が始まると、「図書館がなくなるの?それは困ります」との声が寄せられ始めました。
署名用紙を持ち帰り、集めてきてくださる方や「署名されていると聞きました」と書きに来てくださる方もありました。小中学生も「夏休みなので、図書館には毎日通っている。なくさないでほしい」と署名してくれました。
署名活動を通じて、市民生活の中で図書館がどれ程身近で、かけがえのない存在であるかを強く実感しました。「老若男女を問わず、西図書館は必要!」と言うのが、3205筆に託された願いです。9月議会に向け、全力でがんばります。
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西図書館の存続を求めて
市長に4つの要望書・市議会に2つの請願書
栗東西図書館の存続を求める内容の要望書が市長宛に4件、市議会には請願書が2件提出されており(8月30日現在)、西図書館の重要性が伺えるところです。
図書館も財政再構築プログラムによって、開館日数や貸し出し冊数が減らされるなど、市民サービスが後退しており、「利用しにくくなった。もっと充実を」との声が寄せられています。
『栗東西図書館の存続を求める会』代表の石黒さんは「市民の声を聞いて、お話し会の内容を充実することで、子育て支援につながります。蔵書数も増やさなくても、市民のニーズに応えた本を取り入れたり、お金をかけなくても創意工夫で、サービス向上をしてほしい」と話されました。
市は市民の声に応え、閉館ありきではなく、どうすれば存続できるのか、市民とともに考えていくべきです。
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栗東民報 2011年9月4日号
日本共産党栗東市委員会発行
市委員長 國松清太郎
市会議員 大西とき子
市会議員 太田ひろみ
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