栗東民報
栗東民報 2011年7月17日号
農業委員選挙
13名の新しい農業委員が決まる
7月3日告示・10日投票で、栗東市農業委員選挙が行なわれました。定数13に対し、14名が立候補され、7日間にわたる選挙により、新しい農業委員が決まりました。
農業委員の任期は3年で、滋賀県内では大津市、草津市、栗東市の3市において、定数を超える立候補があり選挙が行なわれました。他の市町では無投票となっています。
栗東市では3年前無投票でしたが、今回は1人はみだしの選挙となりました。選挙結果は、以下のとおりです。
選挙による選出
(13名)
@ 大角 実 (六地蔵) 268票
A 谷口 彰 (御園) 210票
B 太田 為之 (出庭) 191票
C 高野 利夫 (荒張) 179票
D 上田 正和 (目川) 178票
E 川辺 利彦 (川辺) 171票
F 山元 冷一 (十里) 167票
G 小山 久仁和(小野) 165票
H 大角 利和 (上砥山) 163票
I 杉田 聡司 (霊仙寺) 144票
J 井上 義男 (野尻) 130票
K 井上 新也 (下釣) 129票
L 井上 一清 (高野) 94票
次点 中井栄津二(蜂屋) 32票
*有権者数 2898 (前回選挙時3680)
*投票率 77.71%(前回選挙時88.59%)
団体推薦(3名)
・武村 一 (栗東市農業協同組合)
・武村 秀夫(大津湖南農業共済
組合)
・中井 建夫(土地改良区)
議会推薦(3名)
・小田 茂雄
・川辺 一朗
・山元伊三男
地域農業の維持・発展のために
農業委員会の役割がますます重要に
農業委員会は、19名で構成され、その内13名を選挙で、3名を議会推薦、3名を団体推薦で選出することになっています。
農業委員会は、いかに地域の農地を守り、農業を維持・発展させていくかを話し合い、行動をするところです。農業を取りまく環境は、地域開発の推進や都市化に伴い、厳しさを増しています。
そういう中で、栗東市農業委員会は、市長に農業政策の充実を求める「建議」を提出したり、金勝地域を中心に増加する鳥獣被害の対策に積極的に関わるなど、農業の振興に努力されています。
また、昨年11月10日には農林水産大臣宛に、「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する決議」を提出されました。農業委員会の果たす役割は、ますます重要になっています。
今後、農業委員会の「建議」の内容を市議会等で取り上げ、市や国に実現を迫っていくことが求められます。そのためには、議会と農業委員会が懇談することも大事です。
食の安全・安定供給が求められる中、国民の食糧事情を極めて危険な状況に追い込み、滋賀県の農業に破滅的影響を与えかねない『TPP』への参加を許さず、食料自給率の向上や後継者を育成のためにも、農業を基幹産業と位置づけることが重要になっています。
日本共産党は、農業や食の安全を守るため、皆さんと力を合わせてがんばります。
栗東民報 2011年7月17日号
日本共産党栗東市委員会発行
市会議員 大西とき子
市会議員 太田ひろみ
農業委員 三浦平次
大西とき子
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