保育園に入園申し込みをしても満杯で入れない子ども達(待機児童)が、全国で約46,000人もいると言われています(厚労省発表)。全国的に少子化でありながら、保育需要は増える一方です。
栗東市でも毎年多くの待機児童が出ており、H23年3月末で68人にも及んでいました。主な原因は保育士不足です。
市は、待機児童の解消を目的のひとつに、9つの公立園の内4園を民営化する方針を出し、H22年4月から市立大宝保育園が民営化されました。ところが、現実は絵に描いたようには進まず、今年度も入園式からまだ3ヶ月しか経っていないというのに、すでに28人もの待機児童がいることが明らかになりました。
国や自治体は保育責任をどう果たしていくのか、公的保育の充実が求められています。
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栗東市内の待機児童数
(7/1現在)
・0歳児 10名
・1歳児 8名
・2歳児 9名
・3歳児 1名
合 計 28名
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