条例違反と
市の企業に対する対応の甘さを指摘
条例では、10年間で50億円以上の税収が見込まれることが条件となっています。キシダからの税収は43億円弱であり、この点も満たされていません。
「税額・返済期日ともに満たしておらず、条例違反である」との指摘に、市は「近年の禁煙嗜好やタスポの導入で、たばこ情勢がきびしさを増している。情勢の変化によるものであり、条例違反とは言えず、特例である」として認めようとしません。
H12年6月議会で、この貸付の根拠となる『栗東市企業事業資金貸付条例』の制定に対し、日本共産党議員団は、
・対象となる企業が限られており極めて優遇的な内容である。
・担保や貸し付け条件等審査に関する内容が謳われておらず、内容が不十分である。等の理由で反対をしています。
その後10年が経過し、条例の不十分さや市の企業に対する対応の甘さが、このよな事態を招き、市民に多大な迷惑をかけていることは明白です。
|