県は『調査だから』と
見えているドラム缶を放置
22、000ppmもの硫化水素発生から10年以上が経過しています。地下水汚染の原因となっている有害物の除去が、進んでいません。なかでも元従業員が埋めたと証言されている数千本ものドラム缶の存在が危惧されています。
県は、ボーリング調査の事前調査として、表層ガス調査を行い、ガス濃度が濃い箇所の掘削調査を実施しました。すると16本ものドラム缶が掘り出されました。
その様子を見ていた住民の方は「ドラム缶周辺の土壌からは揮発性物質と思われるどろっとした液状のものが出てきた。かなりきつい臭いがしていた」と話されました。また、「掘った穴の下や横からは、ドラム缶の頭が見えていた。まだ、たくさん埋っていると思われる」とのことでした。
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2005年12月。RD処分場西市道側。
ダイオキシン、鉛、PCBなどの有害
物がたくさん詰まったドラム缶が掘り
出されました。まだ数千本埋っている
と言われています |