ボーリング調査だけでは
有害物は見つからない
県と周辺自治会が、有害物調査に合意をしたことを受け、今後のスケジュールと調査案が示されました。県は、「廃棄物層の上から深さ50p以上のところの揮発性ガスを調査し、その濃度や地中温度などによって、ボーリング調査の位置を決める」と説明しました。
実際に掘り出された土のコア(下記写真)は直径10p程の筒でした。30メートル区画に、直径10pは本当に針の穴のような調査だと実感しました。
環境省も認めているように、ボーリング調査では有害物が見つからない可能性があります。この欠点をどう補完していくかが、重要です。
*ボーリング調査とは、直径8〜10センチメートルの穴を開け、地中を筒状に堀り込みます。その筒状の土を取り出して、穴から採取する土壌や地下水を調べます。 |