栗東民報

栗東民報 2010年11月7日号


税金の使い方を開発優先・企業優遇から
暮らし・福祉優先に切り替え要求実現を!


10月31日投票で行なわれた市長選挙に、日本共産党は『新しい栗東市政をつくる会』から立候補された馬場美代子さんを推薦し、「とりもどします福祉のまち栗東」を合言葉に「初の女性市長の誕生を」と支持を訴えがんばりましたが、結果は投票率44.69%と過去最低で、党派を超えて広がる選挙戦になっていませんでした。皆さんの期待にこたえることができず、申し訳ありませんでした。

選挙期間中、事務所に激励に来ていただき、また行く先々で励ましの言葉をかけていただくなど、多くのご支援をいただき、ありがとうございました。市長選挙を通じて寄せていただいたご意見や要望は、実現に向け取り組んで行きます。今後ともご支援いただきます様よろしくお願いします。


<選挙結果>
   馬場美代子   3635票
当 野村 昌弘  10884票
   中村 洋三   6522票




栗東市の課題が浮きぼりに

同和

同和対策に1億7千万円も! 早くやめるべきだ


「同和特別対策は廃止をします」との馬場美代子さんの訴えに、家から出てきて「同和に1億円を超える予算を使っていたとは、全く知らなかった。早く廃止すべきだ」と訴えられる方がおられました。行く先々で、同和対策事業の廃止を求める声が数多く寄せられました。

同和関連の法律は、すでに8年前に終結されており、県内でも廃止した自治体があります。

しかし、栗東市は、同和対策にいまだに年間1億7千万円も使っています。日本共産党だけが、一貫して一般施策化や廃止を求めてきました。



子育て

就学前の医療費無料化を
 中学校給食の復活を


若いお母さんから、「小学校までの子どもの医療費が有料なのは、県内で栗東市だけとは知らなかった。福祉がいいと聞いていたのにがっかり」「何とか他市並に、無料にしてほしい」との声がありました。

中学校給食が廃止され2年目を向かえ、「弁当を持ってこれない生徒がいる。やっぱり給食は必要」との声も聞かれます。中学校給食廃止に反対したのも日本共産党だけです。



たばこ貸付金

7億円が返済困難
   貸したお金が返ってこない
   税金の使い方があまりにもズサン


「借金までして貸したお金が返ってこない。もし、これが個人のものであれば許せない問題です。税金だから、こんな使い方ができるのですか。信じられません」こんな声が寄せられました。貸付金7億円中、9月28日が返済期限の3億円が、未だに返済されていません。

市は2度督促状を出したといいますが、進展している様子は見受けられません。その一方で、市民には財政難を口実に福祉や教育が大幅に削減され、下水道料金の値上げ・ごみ袋の有料化など、市民負担は大幅に増えています。

暮らしを守るべき自治体が、税収確保のために誘致したたばこ業者への貸付金によって、逆に暮らしを苦しめる事態を招いています。
自治体とは何なのか、その根本が問われています。






大西とき子さん 無投票当選

   力を合わせてがんばります


市長選挙と同時に、3名の欠員で行なわれた市議会議員補欠選挙において、日本共産党公認で立候補した大西とき子さんは、立候補者が3名であったため、無投票当選となりました。

 大西とき子さんは、馬場美代子さんの議席を引き継ぎ、日本共産党は引き続き3議席となりました。決意を新たに、暮らし守る市政実現目指して、皆さんと一緒にがんばります。よろしくお願いいたします。



       
        当選証書を受け取る大西とき子さん








栗東民報 2010年11月7日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 市会議員 大西とき子
 農業委員 三浦平次