栗東民報

栗東民報 2009年12月6日号


水稲共済で見た被害件数

  被害申告数 うち猪によるもの うち鹿によるもの
平成16年 28
平成17年 101
平成18年 63 14
平成19年 75
平成20年 38 17
平成21年 33 28

*鹿による水稲被害は軽微なため、あまり申告がされていませんが、野菜・果物・木材に発生しています。平成21年度の水稲被害面積は277.8アールで、そのうち猪によるものは231.1アールです。


田んぼの稲・畑の野菜や果物
 山の杉やヒノキなど・・・被害が続出

猪や鹿がいる山里は、自然豊かで穏やかなところだと思われていますが、それも程度があって、以前は姿を見せることなどなかった鹿が、数年前から金勝地区の中山間地の田んぼや畑に現れだしました。それからというもの、どんどん増えていき、最近では猪も増えだしています。

田んぼは荒らされ、収穫直前の野菜や果物もダメにされ、山の杉やヒノキもぼろぼろに・・・。猪のえさ探しによる『吹き荒らし』で、あぜ道や農道も崩れるなど、被害は深刻さを増しています

猪・鹿など野生動物急増の原因は

なぜ、突然猪や鹿が増えてきたのでしょうか。様々な要因が、考えられます。
第2名神高速道路や大戸川ダムの工事によって、金勝地区に移動してきたのではないか。近年の暖冬により、越冬数が増加しているのではないか。

さらには、杉やヒノキの植栽により、山中の木の実などのえさが少なくなり、里に下りてきたのではないか。耕作地の不耕作により、雑草が伸び放題に伸び、隠れ場所もあるから。狩人が高齢化により少なくなってきたなどが、考えられます。

栗東市は、H17年度から鳥獣狩、捕獲への支援を中止しました。このことで、積極的に駆除されてこなかったことも、大きな要因のひとつではないでしょうか。

山里も農地も荒らされ 安心して暮らせない

勝地区の山間地では、このままでは山里は荒れ、農業はおろか、安心して暮らせない。何とか対策をしてほしいという声が広がっています。

金勝地区の農家組合長を中心に、滋賀県や栗東市に獣害対策を求める要望書が出されました。県も市も、中山間地農業を守り、住民が安心して暮らせるよう、対策をすべきです。

日本共産党は、皆さんから寄せられている声を、積極的に取り入れ、皆さんと一緒にがんばります




ねばり強い交渉と努力によって

無保険の小中学生が
        やっとゼロに!

4月に国会で、無保険の子どもをなくすため法改正が行なわれ、県内の栗東市を除く全ての市町で、小中学生に保険証が郵送にて交付されました。本市では夏を過ぎても保険証が交付されない子どもが存在していました。

インフルエンザが猛威を振るう中、事態を重く見た太田ひろみ議員は、何とか子ども達に安心して病院に行けるようにしたいとの思いで、議会で何度も交付するよう求めました。それでも、市は郵送しようとしないので、県に出向き、市に交付を指導するよう求め、さらには厚生労働省にも調査を依頼するなど、努力を重ねてきました。

そんな中、去る11月10日、市より「県の通知により、保険証を郵送しました。無保険の小中学生はゼロです」との報告を受けました。やったー!というより本当にホッとしました。

今度は全国的に高校生の無保険が問題になっており、本市では2名(2世帯)存在します(市より)。草津市や守山市では、早くから18歳以下には無条件で保険証が交付されており、高校生無保険はゼロです。

命と健康を守る自治体の姿勢の違いが表れています。子どもの命や育ちを大切にする栗東市政となるよう、皆さんと一緒にがんばります


県と懇談する太田ひろみ議員








栗東民報 2009年12月6日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 農業委員 三浦平次