栗東民報

栗東民報 2009年11月1日号

ごみ有料化問題 第2弾

ごみ処理有料化の意見募集

24〜25件の意見(パブリックコメント)が出ています

財政再構築プログラムの一環で、H22年度4月からごみ有料化が計画されています。10月1日付市広報で、意見募集(10月1〜31日の間)が行われています。27日現在で意見応募数は25件に止まっています。

主な意見は、残っている処理券の活用や(有料化の)猶予期間を設けてほしい、手持ちのごみ袋利用についてだと言うことです。

料金も示さずパブコメとは
          意見の出しようがない!

   45リットルで55円前後か?!

ごみ有料化に伴う具体的な議論は、議会・環境建設常任委員会でも一切行われていません。また、9月議会閉会後の全員協議会では、料金を明らかにすることはパブリックコメントにはなじまないと市は説明する始末です。

なじまないどころか、有料化に伴う市民の最大の関心事は料金がいくらになるかではないでしょうか。
議会全員協議会の説明や自治会回覧のお知らせから推測すれば、1リットル×1円+袋作成費(45gで10円前後)となりそうです。


周辺自治体のごみ処理市民負担状況(市資料提供)

有料化
実施状況
可燃ごみ プラスチック 破砕(不燃) 粗大ごみ
栗東市 H22年4月から実施計画 45・30・15リットルの3種類
45・30リットルの2種類
45・30・15リットルの3種類
粗大ゴミ用シール、大型家具類用とその他粗大ゴミ用の2種類
草津市 検討のみで、具体的実施はなし。粗大ごみは実施済み 45リットル50円
15リットル17円
45リットル50円
15リットル17円
45リットル50円
15リットル17円
戸別回収
800〜2900円
守山市 H21年6月までは可燃ごみの袋が110枚まで10円。
粗大・破砕は56枚まで無料でエフを配布し、集積場で収集
30リットル36円
20リットル24円
10リットル12円
45リットル10円
45リットル54円
30リットル36円
戸別回収
300〜900円
野洲市 S57年から実施。H22年金額改定(値上げ)の予定 35リットル25円
25リットル20円
70リットル25円
45リットル20円
30リットル25円
集積場 150円
湖南市 S61年から実施 45リットル25円
25リットル18円
60リットル25円
無料 戸別回収
500円


ごみ減量化に逆行 なぜ指定袋なのか?

「ごみを出すのになぜ指定の新しい袋でなければならないのか。有料化対策としてはシールを貼ればよいのでは」「ゴミ袋代まで市民負担させてごみ減量化に逆行するのでは」「料金も示さずパブコメでは納得できません」日本共産党議員団にも様々な意見が寄せられています。

住民自治を保障させるためにも、納得できるごみ処理に向けてご意見お寄せ下さい。





9月議会報告会



 日時:11月1日(日)
 午後2時から

場所:中央公民館にて











栗東民報 2009年11月1日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 農業委員 三浦平次