栗東民報

栗東民報 2009年4月26日号

5月29日臨時議会開催

市議会役員改選・委員会所属等について
民主的な運営を申し入れ

栗東市議会は今年6月1日で任期の後半に入ることから、5月29日に臨時議会が開かれ、議長・副議長をはじめ委員会所属の変更や委員長・副委員長の役員改選が行われます。

それに先立ち、4月17日に「市議会役員改選にあたっての申し入れ」(下記参照)を、各会派代表者に行いました。

役員の選出がどのように行われているかは、議会の民主的運営にとってバロメーターとも言えます。これまで日本共産党議員団の申し入れで、費用弁償や海外視察の廃止、所属委員会等本人の希望を尊重し、会派による調整などが実現しています。

しかし、議長をはじめ各委員長などの役職については、政治的立場の違いなどを理由に、一部会派が独占する実態があります。市民の声を反映させるためにも、公正・公平性を基準として議員平等の原則にもとづいた議会運営がされるよう求め、がんばります。

                    2009年4月17日
栗東市議会
 各派代表者 様

                日本共産党栗東市会議員団
                 団 長  馬場美代子                           

    市議会役員改選にあたっての申し入れ

 栗東市議会役員改選のための臨時議会が5月29日に予定されています。日本共産党議員団は、これまで機会あるごとに議会の民主的な運営や役員構成について申し入れをしてきました。一部前進した面もありますがまだまだ不十分であり改めて申し入れるものです。
 日本共産党は、議会役員構成について議員平等の原則に立ちながら、公正な基準を確立するとともに、市民から選出された比率に応じて粛々と決定されるべきであると考えています。役員改正に当たり、次のことを提起し各会派ご賛同を頂き民主的な議会運営への第一歩となりますようご検討お願いします。

1、 議員平等の原則に立って公正な基準を確立することについて
*議員の平等の原則と、客観的・公正な基準を土台として、会派数に応じて民主的に反映するものとすること。

2、 議員役職選出の基本について
*議長は、第1会派からとする。ただし選出後は会派から離脱し公正民主的な運営に努める。

*副議長は、第2会派からとする。ただし議長同様選出後は会派から離脱し、議長を補佐する。

*監査委員は、議員平等の原則にもとづき客観的・公正な基準で決める。尚、監査委員2名制度の現在1名は市長推薦であり、監査の慎重性・公平性からも議会選出は野党会派からが望ましいと考える。

*委員長等は、委員長・副委員長については、会派の議員数を比例ドンと方式を反映し、一部会派の独占とならないようにすること。

*所属委員会等について、小数会派の希望を尊重すること。

3、 議会運営について
* 議案審議を復活させること。尚、現行制度の下では、議案数にもとづいて個人質問の時間を 上乗せし延長すること。

                    以  上









5月4日(月)12時30分開場13時開会
大津市民会館大ホール
入場無料














栗東民報 2009年4月26日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 農業委員 三浦平次