栗東民報

栗東民報 2008年8月24日号

財政再構築プログラム・市民説明会
  〜市民の意見は〜


中学校給食の廃止は撤回して
福祉や教育ばかり減らして建設費の見直しがない
先のビジョンを示していかなければ夢がなくなる
*突然このような事態になったのはなぜか。
*新駅中止による負担は、原因者である県に請求すべき。
*市民の一定の協力が必要であるが、再構築3年間のあとは。

*市役所自体人員減や公用車の見直しが必要。福祉予算ばかり減らしているが、しれている。
*新駅中止が負の影響で言われているが、万が一中止になったときのことを考えていなかったのか。
*民間企業ではリスク管理が厳しく言われている。6年前すでに新幹線新駅反対の意見も出ていた。リスク管理に問題あり。

*子育て支援が大事。保育園や児童館の民営化統廃合、文化施策の削減等、将来のまちづくりが不安。
*他市との施策比較があるが他市の財政状況の比較が必要。議員の見直しは。
*中学校給食の廃止は納得がいかない。児童館は近くにあってこそ、子育て支援としての役割が果たせるのではないか。

*H12年「底をつく借金」とあるが、その時点で真剣に考えなかったのか。
*住み良い町と聞いていたのにおかしい。人件費の削減はよくない。士気にかかわる。長年の財政問題が表面化したのはよかった。
*3年間で見直しする必要があるのか。もっと伸ばしてすべき。

*図書館の縮小や歴史民族博物館等の休館は再検討を。もっと文化を大切にして。
*新幹線の民意を無視し、強引に押し通した。再構築プログラム説明会しても押し通すのか。

財政再構築プログラム市民説明会が開かれました。学区自治連合会役員110人、団体関係者88人、市民295人の計493人が参加しました。

9月1日広報で市民の意見を要約し掲載するとともに、9月議会冒頭にすべての意見を議員に配布されます。9月中旬には、HPで全文を公開する予定です。

20日議会全員協議会で紹介された意見や議員団が参加した説明会、議員団に寄せられた意見などをご紹介しています(上記)。

これらの意見をもとに、9月議会での議論を経て素案の再検討、必要な条例改正を12月議会で行い、新年度予算に反映させる計画になっています。引き続きご意見お寄せください。


9月議会の日程(予定)


9月議会では、市民の暮らしに大きく影響する財政再構築問題とともにH19年度決算審議が各常任委員会で行います。本会議だけでなく常任委員会も傍聴してください。なお、請願書の提出は28日午前中です。

 9月 5日(金)9月議会開会
   12日(金)個人質問
   16日(火)個人質問
   17日(水)個人質問
   18日(木)常任委員会
   19日(金)常任委員会
   22日(月)常任委員会
   26日(金)9月議会閉会





栗東新都心区画整理事業
「中止が妥当」と県公共事業評価監視委員会
新駅中止にともない駅前区画整理事業の今後が注目されていました。市等自治体が区画整理事業を中止した事例はないとか、これまで支出された国の補助金返還が求められると財政負担の大変さを強調してきました。

日本共産党議員団は、森県会議員と一緒に新潟県小千谷市で組合施行区画整理事業中止を視察研修し、組合施行の事例を市施行にも適用するよう国に働きかけるべきだと提案してきました。

市長が中止を決定し、「区画整理事業現行計画検証有識者会議」や「県公共事業評価監視委員会」の「中止が妥当」という意見をつけ、嘉田知事に中止への対応について要望書を提出しました。

@速やかに区画整理法第76条に基づく制限緩和の許可が図れるよう対応すること。
A事業取りやめに併せて、都市計画の変更等に速やかに対応されること。
B地権者との信頼関係の構築及び社会的な責任に鑑み、新たなまちづくりに積極的に取組まれること。







栗東民報 2008年8月24日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 農業委員 三浦平次