栗東民報

栗東民報 2008年7月6日

7月の『広報りっとう』で公表
  財政再構築プログラム(素案)

するかしないかを決めるのは市民


新幹線新駅推進と大型開発のあと始末で
               「財政危機に」


7月の「広報りっとう」で、財政再構築プログラム(素案)が公表されましたが大問題です。あくまでも市の(素案)であり、既成事実化することは許されません。

まず第1に、議会での議論もされておらず、するかしないか決めるのは、これからの議会や市民の議論にかかっています。

第2に、市の広報によると「新幹線新駅中止により将来設計が描けなくなり(中略)財政逼迫を一気に顕在化させ・・・」と、書いています。

しかし、新駅推進の際は、「一般財源は使いません。新駅事業は特定財源(借金や国・県補助金等)でまかなうから、福祉や教育は削りません」説明したではありませんか。新駅中止にともない必要となる金額を明らかにして、その財源確保を考えればいいことです。

第3に、「新幹線新駅事業による経済効果(税の増収)による(中略)高質な市民サービスを維持・・」と書いていますが、今日の経済状況の下で、市の願望に過ぎず何の保障もありません。すでに危機的(財政逼迫)状況になっていた財政実態を隠して、新幹線新駅事業をを推進した責任は重大です。

日本共産党は、H14年4月新駅建設費240億円全額住民負担を前提とした「基本協定」に反対するとともに、これ以上の借金は財政破綻を招くとして、凍結・中止の運動を進めてきました。まさに、市民の勇気と日本共産党との協同が財政破綻から市を救ったのです。

市長は、自らの失政を率直に認め責任をとって辞任すべきです。そして、市民の納得と理解の下で、財政危機の真相解明と計画的な再建計画を見直さなければなりません。


『新幹線新駅建設に一般財源は使いません。住民サービスは削りません』と言っていたのに・・・
「中止したから、財政が大変」とは、何と言う言い草でしょう。市民犠牲の財政再構築プログラム(素案)は、絶対に許せません

学区説明会に参加し意見を言おう

場所は各小学校区のコミセンです。どこに参加するかは自由になっています。
@8/2(土)
  10時〜12時 治田西コミュニテイセンター
  14時〜16時 治田コミュニテイセンター
  18時〜20時 大宝東コミュニテイセンター

A8/9(土)
  10時〜12時 大宝コミュニテイセンター
  14時〜16時 大宝西コミュニテイセンター
  18時〜20時 葉山東コミュニテイセンター

B8/10(日)
  10時〜12時 金勝コミュニテイセンター
  14時〜16時 葉山コミュニテイセンター
  18時〜20時 治田東コミュニテイセンター


農業委員に4期目当選

      三浦 平次さん

6月29日告示7月6日投票予定の農業委員会選挙は、定数13名の立候補者となり、三浦平次氏は無投票当選を果たすことが出来ました。

食の安全と食料自給率の向上、フードマイレージと地球環境など、多くの課題解決を図る農業委員としての健闘が期待されます。







栗東民報 2008年7月6日
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 農業委員 三浦平次