教育を充実する方向での再検討を
栗東西中学校区の生徒増に伴い、H18年度に地元住民や学校関係者による学区編成審議会を設置し、西中学校区の学区編成を審議した結果、「H23年度には1,000名を超えることから分離・新設が望ましい」との答申が出されました。これを受け、教育委員会は建設候補地を検討してきました。
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議会でも「北中小路地先」は 不適切・再検討の意見
H19年12月末に、議会の委員会に最有力候補地として『北中小路地先』が示されました。このことに対する主な意見は、
@北中小路は栗東市の端に位置しており、今後の人口増も見込めない。
A人口が増えている国道1号線と東海道新幹線の間が望ましい。
B近い将来国道1号線の東側(栗東中学校区)でも人口増が予想される。栗東中学校区からも通学可能な位置が望ましい。
C財政が厳しい折、建設しなくてもよい方法を考えてはどうか。
などでした。
議会として、北中小路地先については、再検討するよう教育委員会に差し戻しました。
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開発優先の市政が子どもたちの教育を犠牲に
これを受け、2月12日に再度議会の委員会が開かれました。当局から「国の財政再建法により、地方自治体の起債(借金)に係る範囲が変わり、新幹線新駅にかかる公社所有地なども借金として公表しなければならなくなり、これ以上の借金ができなくなったから、一旦白紙の状態に戻す」という説明を受けました。
まさに、新幹線新駅などの開発優先の市政を続けてきたツケであり、このことで教育が犠牲になっているのです。
H20年度に改めて学区編成審議会を設置し、分離・新設が必要との答申も踏まえながら、財政状況、新設しないでもいける方法も検討項目に入れ、再検討をしていくこととなりました。
太田ひろみ議員は、新幹線関連の公社所有地を学校用地として利用することも検討するよう申し入れました。
皆さん、ご意見・ご要望をお寄せください。栗東市の教育充実のために、皆さんと一緒にがんばります。
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