くりちゃん元気いっぱい事業 栗東版学力テスト
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きらりフルチャレンジに937万5千円
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国では、今年4月に様々な問題を抱えながら、77億円のも税金を使って全国一斉学力テストを強行しました。
栗東市では、くりちゃん元気いっぱい事業として、「早寝早起き朝ごはん」や「きらりフルチャレンジ」が取り組まれています。「キラリふるチャレンジ」は、市内の小・中学校の全児童生徒を対象に「基盤学力(読み・書き・計算)」の定着をめざし『くりちゃん検定システム(漢字・計算検定)』を行い、80点以上の児童生徒に「認定証」をわたし、再チャレンジして100点をめざすというものです。このテストは、10月・1月・4月の年3回予定されています。
このテストの監修に当たった川島隆太教授(東北大学未来科学技術共同研究センター教授)を招いて講演が行われました。その講演に、教職員や保護者に参加をしてもらうため、午後の授業は中止となりました。テストや講演の費用などで今年937万5千円の予算が組まれています。
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間違っていませんか?! 教育予算の使い方
教育振興費は減り続け、2005年(平成17年)度は
小学校176万円、中学校44万円
下のグラフを見てください。小・中学校全体の教育振興費に使われた金額です。中でも需用費は教育活動の一環であり、補助教材費ともいうべきものです。これが毎年削られ教育の質の低下にもつながっています。
教育は、人格の完成を目指し、心身ともに健康な国民を育成すること(第一条)学問の自由を尊重し、文化の想像と発展に貢献するよう努めなければならない(第二条)そして、第三条では教育の機会均等が教育基本法で謳われています。
とりわけ学校教育は、日々の地道な活動と仲間との共同の中で培われ、人格の完成が保障されなければなりません。栗東市の学校教育が、いっときのイベントやテスト競争にゆがめられることが危惧されます。ご意見をお寄せください。
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後期高齢者医療広域連合議会を傍聴して
太田ひろみ議員
國松議員(市長)一言の発言もなし
後期高齢者医療制度が、75歳以上を対象の医療制度で、来年4月から県単位の広域連合議会で運営されます。この議会の議員は市長です。22日、連合議会で、保険料や制度の運営方法など、いのちと暮らしに関わる大切なことが決められました。
今回は、均等割で38、175円、所得割6.85%で平均72,955円(年間)が新たにを保険料負担となることが、県内の首長議員全員の賛成で決まりました。
また、湖南市長や日野町長など5名の議員から、制度の周知が遅れていること、保険料の低所得者への配慮や減免制度について、資格証明書の取り扱いについて、財源措置を国や県に求めるべきとする質問や意見が出されました。
日本共産党議員団は、栗東市代表の議員である國松市長に、本制度の中止を求めることや、実施された場合の運用方法の見直しについて発言することを申し入れていました。しかし、残念なことに、國松議員(市長)から、栗東市民のいのちを守る立場での発言は一言もありませんでした。
政府が実施前から「一部凍結する」と言わざるを得ないほど矛盾の多い制度で、とても円滑な実施運営がなされるとは思えません。後期高齢者医療制度は中止させるしかありません。皆さんと力を合わせてがんばりましょう。
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栗東民報 2007年12月2日号
日本共産党栗東市委員会発行
市会議員 ばば美代子
市会議員 国松清太郎
市会議員 太田ひろみ
農業委員 三浦平次
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