広域連合議会議員・國松市長に対して
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後期高齢者医療制度の中止を申し入れ
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滋賀県後期高齢者保険料は
平均で、6,080円(月額)
75歳以上の高齢者を対象とした「後期高齢者医療制度」が、’08年4月から実施されようとしています。
この制度は、75歳以上の高齢者の医療保険を、これまでの国民健康保険や社会保険から切り離し、すべての75歳以上の高齢者から保険料を徴収(年金天引き)する一方で、医療給付は「定額方式」にして、差別医療を持ち込むという内容になっています。
しかも、保険料を払いたくても払えない高齢者からは、容赦なく保険証を取り上げる等、おおくの問題点を含んでいます。さらに、都道府県単位の広域連合議会で運営され、その連合議会議員は市長が選ばれています。
高齢者や住民に詳しい内容を知らせないまま、11月26日広域連合議会が開かれ、平均月額6,080円の保険料などが決定されようとしています。
日本共産党は、これまでも「後期高齢者医療制度」の問題点を指摘するとともに、議員の公選制などを要求し、首長選出に反対してきました。また、参院選挙後の国会で、同制度の一部凍結の動きも出ていますが、問題の根本的解決には程遠いものです。
11月21日、日本共産党議員団は広域連合議会の議員である國松市長に対して、政府に同制度の中止の意見を主張することを申し入れました。
また、実施となれば、
@ 保険証の取り上げ(資格証明書の発行)はやめること
A 保険料は所得割で行うこと
B 保険料や医療費負担の減額免除を実施すること
C すべての情報公開と、住民説明会を行うこと
同制度の見直し検討を行うよう申し入れました。
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後期高齢者医療制度の申し入れ書を手渡す
左から、太田ひろみ、国松清太郎、ばば美代子議員
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地産地消でよりよい学校給食を
国松清太郎議員・ばば美代子 両議員が研修に
11月7〜8日、農業委員や農民組合などの皆さんと一緒に「学校給食と地産地消」について、徳島県つるぎ町を研修しました。
つるぎ町はH17年3月、2町1村が合併し、人口11914人・4892世帯。剣山の麓で平地は少なく高齢化率32%。葉たばこ生産が衰退し、お年寄りや女性中心の少量・多品目の農業。地産地消を推進し、「食材」をとおして「心」をつなげる食育や食文化の継承と活用を学校給食で実現しようと、農政課を中心に「地産地消推進委員会」を設立し取り組み2年になります。
苦労も多いけれど「熱意」があれば出来ます。若い担当職員の言葉が印象的でした。栗東市学校給食でも、すでに葉物野菜を中心に地元産が利用されています。規模の違いはありますが、根菜類などまだまだ利用を広げられると実感じました。 |
12月議会日程
・開会・議案上程 12月4日(火)
・個人質問 11日(火)〜13日(木)
・各常任委員会 14日(金)、
17日(月)〜19日(水)
・予備日 20日(木)
・議案採決・閉会 21日(金)
個人質問で取り上げます。
馬場美代子
新年度予算方針と新駅中止後のまちづくり
教育予算のありかた
國松清太郎
小規模農家の経営対応
学校給食に地産地消を
太田浩美
幼稚園・保育園の人材確保と充実
妊産婦検診の充実を
RD処分場問題の早期解決を
ご意見、ご要望お寄せください。 |
栗東民報 2007年11月28日号
日本共産党栗東市委員会発行
市会議員 ばば美代子
市会議員 国松清太郎
市会議員 太田ひろみ
農業委員 三浦平次
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