栗東民報

栗東民報 2007年10月7日号

後期高齢者医療制度について

来年4月から、高齢者を65歳〜74歳(前期高齢者)と75歳以上(後期高齢者)に分けて、新しい後期高齢者医療制度が始まります。現在扶養家族となっている人も含め、すべての75歳以上の高齢者が介護保険と同様に保険料を支払わなければならなくなり、保険料は年金から天引きするとされています。



問)新たに支払わなければならない保険料の学はいくらか、。全国平均で月額6,200円というが、東京都立川市の試算では、月額13,000円〜8,000円とかなり高い。栗東市のような農村部ではもっとたかくなるのではないか。

答)まだ試算していないので、額はわからない。
来年3月末までに保険証を送付する。その時、保険料や制度の説明をする。保険料の天引きは4月から実施する。

問)来年4月から70〜74歳の医療費負担が、1割から2割に上げられようとしている。栗東市では独自の老人福祉医療制度(マル福)で65〜69歳のは1割負担となっている。このマル福を5年延長し、65歳以上はすべて1割負担とされたい。

答)市として独自に実施することは、今のところ考えていない。国や県の制度と合わせてやっていく。制度のねじれは、好ましくないと認識している。

問)新しい制度では、75歳以上の健康診断が外されている。市の責任において、従来どおり希望者は全員受けられるようにされたい。

答)義務付けはないが、後期高齢者医療広域連合で実施に向けて検討している。


RD処分場問題
飲み水守る安全対策は『有害物の除去』


問)一昨年12月に、元従業員の証言どおり176個のドラム缶等が掘り出された。さらに「ドラム缶は、たくさん埋まっている。20〜30mくらい深いところに、見つからないようにばらして、いっぱい埋めた」との証言である。深さ30m、広い範囲での掘削調査をすべきである。

答)
ドラム缶や汚染の可能性のある箇所について、掘削調査が行なわれるよう、県に申し入れる。


有害物除去とさらなる掘削調査を求めて
 住民団体が14,041筆の署名を提出
9月26日、RD処分場の有害物除去とドラム缶などのさらなる掘削調査を求める要望署名14,041筆が、嘉田知事に提出されました。

飲み水を守る会や合同対策委員会のメンバーら約23名が参加され、「遮水壁より、最も有害性の高いものから早く除去してほしい」「水は生きていくために必要不可欠なもの。将来に悔いのない解決をしてほしい」などと訴えられました。

嘉田知事は「追加調査の結果をふまえ、すみやかな対応をしていきたい」と述べられました。将来にわたって安心して暮らしていける様、一日も早い有害物の除去目指して、皆さんと一緒にがんばります。

嘉田知事と14,041筆の署名






栗東民報 2007年10月7日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろみ
 農業委員 三浦平次