RD産業廃棄物処分場の
有害物の除去を求めて
住民団体が嘉田知事と懇談
5月2日、RD産業廃棄物処分場の有害物の除去を求めて、飲み水の会と合同対策委員会のメンバーら21名が、RD処分場の有害物の除去を求めて嘉田知事と懇談をしました。
住民側が「元従業員の証言どおりドラム缶が出た。場内には、まだたくさんのドラム缶や有害物が存在する。遮水壁や覆土で処分場を覆うのではなく、県として有害な物はすべて取り除くという姿勢を持ってほしい」と求めたところ、知事は「改善の主体は県であり、責任をもって取り組んでいく」と述べながらも、「何がどれだけ埋まっているのかわからない。このような見通しもない中では予算も組めないし、具体的な対策もできない。まずはボーリング調査で埋まっているものの把握をし、その結果を見て、対策の手立てをとっていきたい」と有害物の除去については慎重な姿勢を示しました。
参加された住民からは、「まず有害物を掘り出し、今も進行し続けている地下水汚染をくい止めてほしい。掘り出した有害物はとりあえず保管し、その後無害化処理をしていくという2段階の方法をとってもらいたい」との意見が出されました。
環境や飲み水の安全をまもり、将来にわたって安心して暮らせる栗東市にするため、皆さんと力を合わせてがんばります。
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住民団体の皆さんと嘉田知事の
話を聞く太田ひろみ議員
懇談中の嘉田知事 |