栗東民報 2007年2月25日号 |
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2007年度予算
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紙おむつの補助金までけずって
栗新幹線関連に52億円も!
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新年度予算を審議する3月市議会が3月2日から開かれます。16日全員協議会で新年度予算の概略説明が行われました。一般会計では前年度比13.9%増の271億3600万円です。
その増加の要因は新幹線新駅関連に52億円も注ぎ込んでいることです。また、国民健康保険特別会計が15.8%伸びていますが、国保税の税率改正(値上げ)を行うことがうわさされています。
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H19年度当初予算 |
H18年度当初予算 |
一般会計 |
271億3600万円 |
231億7200万円 |
特別会計 |
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土地取得 |
1億1329万円 |
7997万円 |
国民健康保険 |
45億168万円 |
38億8636万円 |
老人医療 |
29億2397万円 |
28億352万円 |
介護保険 |
18億9622m万円 |
18億252万円 |
墓地公園 |
517万円 |
513万円 |
栗東駅前 |
1億371万円 |
2億3857万円 |
新幹線 |
5億3196万円 |
9億4524万円 |
水道 |
19億2053万円 |
15億9006万円 |
下水道 |
30億9576万円 |
30億4772万円 |
農業集落 |
3億6500万円 |
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合計 |
422億円6500万円 |
376億円7700万円 |
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大県が出さない駅舎負担金
22億円も収入に見込んで予算化
滋賀県議会は15日から開かれていますが、県はH19年度 新幹線新駅負担金21億5千万円は支出しない方針で予算計上していません。ところが栗東市はこれを収入に見込んで予算を組んでいます。
収入見込みのない予算は大問題であり、こんな予算に賛成すれば議会の責任も問われます。市民の批判は免れません。
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寝たきり高齢者の紙おむつ補助や
針灸マッサージ補助までけずって・・・
寝たきりのお年寄りや障害者に支給されていた、紙おむつの補助金月5000円を4000円に、針・灸マッサージへの補助は月2回から1回に、くりちゃんバスの補助回数券は3ヶ月48枚から36枚に減らすなど、重箱の隅をつつくように削っています。
そして、介護保険や国民健康保険について、応分の負担を基本にして見直す(値上げ)ことを明らかにしています。
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「すみよさ実感予算」??として重点配分
市長は、施政方針で「住みよさ実感」予算として事業手法の見直しと厳選により、予算の重点配分を実行し編成したとしています。
日本共産党のアンケート調査でも78%が新駅凍結・中止と答えています。中学生も「新駅よりも新快速を止めるほうがよっぽど便利になる」と答えています。
「暮らしを守ってほしい」という市民のねがいに答えるためにも、新駅無駄遣いこそキッパリ中止すべきです。 |
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