栗東民報 2006年8月13日号 |
RD処分場直近の地下水は
どろどろだった!
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処分場全体の掘削調査と
ドラム缶等の違法物・有害物の撤去を
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昨年12月、滋賀県によっておこなわれたRD産廃処分場内の市道側平坦部の掘削調査でドラム缶105本と一斗缶69個が掘り出されたことを受けて、8月3日(木)、栗東市による市道側直近の地下水調査が、住民立会いのもとでおこなわれました。
深度26mから採取された地下水は、なんと真っ黒のどろどろで、ドラム缶の影響をまともにうけていることがはっきりわかるものでした。
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地下水調査の様子
この夏一番の暑さでした |
深度26mから採水された
真っ黒な地下水(1) |
深度26mから採水された
真っ黒な地下水(2) |
採水の様子 |
深度4.4m(上部)の水
オレンジジュースの様に濁っています
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処分場市道側の地下水はドラム缶のさびの色
地下水への影響が心配される
ドラム缶等掘削調査の直後、市道側直近の市No9の井戸の内部に鉄錆コロイドが混入するなど、様子が急変しました。ドラム缶とその中身の影響が出たと推察され、6月議会で太田ひろ美議員は「地下水汚染の実態をかむため、この地下水を調査すべきである」と要求しました。
8月3日(木)の採水には、太田ひろ美議員も立会いました。
深度26mの地下水を見た瞬間思わず息を呑みました。
ドラム缶の錆と思われる真っ黒な色をしており、多少は地下で浄化されるとは言え、これが地下水脈をとおって、市民の家庭の水道水に混じってくるかもしれないと思うとぞっとしました。
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処分場全域のドラム缶や
有害物の除去を求める
署名運動が取り組まれています
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市調査委員会の畑専門委員に地下水の色についてお聞きすると「通常、深度26mだと無色透明」とのこと、この地下水は本当に異常です。
元従業員は処分場内には1000本を超えるドラム缶を埋めたと証言しています。
また、処分場周辺地下水は、すでに汚染されていることが市の調査で明らかになっており、早急にドラム缶等の違法物や有害物を掘り出さない限り、地下水汚染は止まりません。
現在、地元の合同対策委員会や飲み水を守る会を中心に、RD処分場の有害物除去を求める署名運動がおこなわれています。提出先は滋賀県知事です。
嘉田知事は、7月議会で「技術的に検討中。きれいにしたいが、問題は財政。どこまで税金を投入できるのか」と述べています。署名の力で、県政を変えましょう。
8月19日(土)には、市と市調査委員会主催による市民説明会が中央公民館にて13時30分よりおこなわれます。一日も早い安全対策が講じられ、未来に禍根を残さない解決をするためにも多くの方の参加で、市民の願いを届けましょう。 |
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栗東民報 2006年8月13日号
日本共産党栗東市委員会発行
市会議員 ばば美代子
市会議員 国松清太郎
市会議員 太田ひろ美
農業委員 三浦平次 |
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