栗東民報

栗東民報 2006年5月28日号

「イベント大好き」國松知事
 ―こんな県政変えよう―

知事選挙が目前に迫っています。国松知事は、新幹線新駅や無駄なダムなど大型公共事業にとどまらず、知事就任以来「イベント大好き知事」としても知られています。

あっという間のイベントに多額の税金を使う一方で、福祉や教育の予算をバッサリ削っています。これでは、県民の暮らしは良くなりません。

國松県政1期目

1999年 びわ湖一週○×クイズ     3,000万円
2000年 全日本マスターズ駅伝       500万円
2001年 全日本マスターズ駅伝       300万円
    第1回びわ湖男女駅伝大会   6,100万円
2002年 第2回びわ湖男女駅伝大会   6,500万円

國松県政2期目


2003年 第3回びわ湖男女駅伝大会     5,100万円
2004年 ワールドマスターズゲームズ招致費
    (開催地はシドニーに決定、落選する)
                     7,000万円
    第4回びわ湖男女駅伝大会     4,600万円
2005年 世界花火大会開催補助       2,050万円
    第5回びわ湖男女駅伝大会・びわ湖西日本学生対抗
    駅伝大会             6,600万円
2005年 新幹線新駅設置工事記念事業費負担金  300万円
2006年 第6回びわ湖男女駅伝大会・びわ湖大学駅伝大会
                     6,100万円

まだまだ続くイベント行政・・・


2007年 第27回全国豊かな海づくり大会      3億円
    (海のない滋賀県で開催、たった2日間で・・・)
    日本スポーツマスターズ大会   3,400万円
2008年 全国スポーツ・レクリェーション祭    7億円


民主県政の会と日本共産党は
「辻よしのり氏必勝」に全力

民主県政の会と日本共産党は22日(月)、嘉田由紀子氏の推薦依頼を受け、県民の「國松県政を変えたい」という思いを受けて、共同の協議を続けてきたが、嘉田陣営にはまじめに共同する基本姿勢がなく、協議を打ち切ったと発表しました。

会と党は、
(1)政策協定の締結
(2)推薦の公表
(3)独自の活動を認める
の三条件を提案しましたが、嘉田陣営は拒否。協議は中止となりましたが、直後に条件を受け入れるとの申し出があり、21日(火)話し合いがもたれました。

しかし、嘉田陣営は「自民・民主の推薦が得られない以上すべての政党の推薦依頼はリセットした」また「リセット論は初めて聞いた」という人など様々で、最後には「推薦でなく支援で」と3条件を受け入れるという前提も否定しました。

「新幹線新駅はキッパリ中止」の願いを託せる人は、辻よしのりさん。県民パワーで勝利を。
サポーター募集中です。


財政シリーズ<3>
栗東市の借金総額955億円
 市民一人あたり 160万円
H16年度末一般会計の市債(借金)残高は379億円ですが、一般単独公共事業残高が133億円で35%を占めています。国も地方も、バブル崩壊後も大型公共事業を進めながら、国の財源不足から補助金を減らし起債を許可して、その返済時に地方交付税で措置するという事が行われてきたためです。

しかも栗東市は地方交付税が不交付団体ですから、返済に独自財源で返済しなければなりません。また、景気対策としての国の減税措置にともなう地方の減収補填なども起債措置が執られました。そのため財源補填関係の市債残高は92億円で24%に上っています。

これも返済時に栗東市は地方交付税措置がされないため、返済できずに借り換えでしのいでいるのが実態です。さらに、一般会計以外の下水道や区画整理など特別会計および土地開発公社などの債務保証を加えれば955億円、市民一人あたり160万円となります。

今でも財政破綻状態であり、新幹線新駅のばくち的投機は絶対認められません。



栗東民報 2006年5月28日号
日本共産党栗東市委員会発行

 市会議員 ばば美代子
 市会議員 国松清太郎
 市会議員 太田ひろ美
 農業委員 三浦平次