栗東民報 2006年5月21日号 |
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新幹線新駅着工式典に
なんと600万円も!
滋賀県300万円+栗東市300万円、
JRは負担なし
新幹線栗東新駅の起工式が5月27日に行われます。その式典および記念事業に600万円支出することが明らかになりました(県と栗東市が300万円ずつ負担)。15日開かれた議会全員協議会でも「無駄づかいではないか」と指摘されました。
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知事選前に「既成事実」で争点そらし
新幹線栗東新駅は、今でも多くの市民から「できても不便。税金の無駄遣い」の声が出ています。
日本共産党は、市民の皆さんと請願署名や住民投票署名運動などに取り組んできました。昨年6月議会では、100億円支出の予算が「否決なるか」の動きまで作り出してきました。
また、市は駅舎建設のための仮線事業を駅前道路事業にこじつけて国から53億円借金(起債)しようとしていますが、これは地方財政法違反であるとして裁判に提訴しています。大津市でも3億円の支出は不当とする裁判が起こされています。
このような状況にもかかわらず、行政は県民や市民の声を聞かず強引に強行し、県と市が300万円ずつ出し合う起工式と記念イベントを5月27日に計画しています。
6月15日告示される知事選挙は240億円もの新幹線新駅の自治体負担の「是非」が大きな争点となりますが、國松知事と自民・民主・公明党などは、知事選前に起工式をすることで「既成事実」をつくり、争点をそらそうとしています。
それだけに「民主県政の会の辻よしのりさん」の勝利は大事です。
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市制施行5周年式典は120万円
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10月1日 栗東市市制施行5周年を迎えます。その記念式典の経費は120万円です。市民みんなで祝う費用と比較しても、「新幹線無駄づかい」はこんな所にも現れているのではないでしょうか。
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