栗東民報 2005年2月20日号 |
新幹線開発には手厚く
市民の暮らしはズタズタ
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新年度(H17年度)予算概要
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15日、議会全員協議会でH17年度予算の概要説明が行われました。
一般会計はH16年度比5.1%増の234億6700万円、土地取得、国保、区画整理など9会計および水道事業会計の11会計の合計で377億9100万円、H16年比1.3%増となっています。
支出で大きな伸びは新大宝小学校の建設事業43億7500万円、環境センターの維持費4000万円、タバコ税交付金等です。
新幹線びわこ栗東駅関連は、3億652万円と新都心区画整理事業に11億9000万円、草津線新駅1億円余を組んでいますが、財源の多くは債務負担・特定財源と称する借金です。
詳しい予算比較は22日以降となりますが、市民向け福祉施策はズタズタに削りながら、新幹線開発には大判振る舞い予算となっています。
3月2日から始まる3月議会は重要な予算議会となります。
皆さんの声をお寄せください。 |
3月議会日程
請願書などの提出は22日午前中です。
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3/2 |
議会開会
議案上程 |
3/7,8 |
議案審議 |
3/9,10 |
代表質問 |
3/10,11,14 |
一般質問 |
3/15〜18,22 |
各常任委員会 |
3/24 |
委員長報告
採決 閉会 |
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紙おむつ給付事業 |
要支援は廃止 |
福祉医療費助成事業 県補助廃止分は市でカバー |
高齢者 針灸マッサージ1500円・月2回を1000円に減額 県の補助廃止分は市でカバーするが、母子家庭等の18〜20歳は廃止する。 |
路線バス等回数券交付事業 |
70歳以上、月20枚を16枚に |
老人保健福祉施設整備事業 |
県補助は20%カット、市も同様に |
公民館運営費 |
館長職の民間臨時職員化と管理清掃委託(生涯学習施設としての機能は、プライバシー・人権問題は) |
栗東芸文会館 |
管理運営費1000万円と事業委託400万円削り事業補助1000万円増額 結果400万円の削減 |
住宅用太陽光発電システム設置補助 |
最高30万円を10万円に引き下げ |
集落営農促進条件整備事業 |
トラクター購入補助新規は75%を50% 更新は25%を20% |
野菜生産振興事業 |
レンタルハウス事業補助 75%を50% |
市民社会貢献活動促進事業 |
NPO相談員2人を1人体制にボランティアセンターを中央公民館に移転改修費(VSはせまく使い勝手が悪いと反対しているのに、市はVS跡地を売却計画あり) |
ごみ減量・リサイクル |
古紙は廃止(有償になれば復活) |
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栗東民報 2005年2月20日号
日本共産党栗東市委員会発行
市会議員 ばば美代子
市会議員 国松清太郎
市会議員 太田ひろ美
農業委員 三浦平次 |
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