「妊婦健診とヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防の3ワクチン」への国の補助金が、来年度から一般財源化すると言われています。そうなれば実質的に補助金は削減され、その削減分が自治体の負担となります。
太田浩美議員は、個人質問で現在自己負担なし(無料)で実施している妊婦健診と3ワクチンの公費助成の継続を求めました。市は「来年度は、現状を継続する」と答えました。
しかし、一般財源化されれば、現状の公費助成の継続が困難になるため、市長会や議長会、さらに栗東市も、国に来年度以降も今年度と同水準の補助金の継続を求める要望書を出していると説明しました。
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財政難と言いながら 日本共産党議員団以外は反対
日本共産党議員団は、公費助成の継続や栗東市の財政のためにも、国に来年度以降も今年度と同水準の財政措置を求める意見書の提出を提案しました。
しかし、残念なことに日本共産党議員団以外の議員は、市長会や議長会等から提出されているから、議会として国に補助金を求める意見書は必要ないとして反対しました。
就学前までの医療費無料化を求める請願書の審査では、財政難を強調しておきながら、いっぽうでは国の補助金を求める必要はないという態度は、矛盾しているとしか言いようがありません。 |
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議会・議員の役割とは
市民の声に応え、市長会や議長会の要望を後押しするのが市民の代表である議会の役割です。これでは、議会ならびに議員としての役割が果たせていないと言わざるを得ません。
議員としての資質が問われています。
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