福祉・教育・環境を
まもること最優先の市政に
9月議会はH21年度の一般会計・特別会計等の決算審査が行なわれました。決算審査では、事業や財政の執行が市民の暮らし本位であったかなどが議論され、今後の施策や予算を決めたりする上で重要です。日本共産党は、地方自治の原点である市民の福祉や教育、環境が守られていたか、その努力がされていたかを判断基準に態度を決めています |
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馬場美代子議員団長が反対討論(一般会計)
「栗東市の財政危機の主な原因は」
@借金があまりにも多い
A180億円にのぼる土地開発公社の借金
Bたばこ税収の落ち込み
と市も答えるように、いずれも大型開発と企業優遇施策に関連するものばかりです。
いまや法人税収は18年前のピーク時の半分以下に落ち込んでいます。たばこ業者への貸付金7億円は返済困難と報道されるなど、市がこれまで推し進めてきた「企業誘致での財源確保」策は、破綻したと言わざるを得ない状況になっています。
日本共産党議員団は、これまでの福祉や教育を充実させてきたことが、財政難の原因でないことを明らかにした上で、コミセンの有料化など市民に負担と犠牲を押し付けることは許されないと主張しました。
市政の流れを大型開発や企業優先から市民の暮らし優先に転換し、市民の理解と協力を得てこそ、財政再建が図れるとして、H21年度一般会計と3特別会計の決算認定に反対しました。
同和事業の聖域化をやめること、心身障害児通園事業や児童生徒支援室の充実、増加する生活保護世帯への支援強化、指定ごみ袋によるごみ有料化の再検討、高齢者福祉の充実、農業や鳥獣被害防止施策の充実などを求めました。
国民健康保険税の3年連続値上げで、国保税の滞納が昨年度比較で1.5倍に膨れ上がっています。この上、今年度さらなる値上げが強行されるなど、市民の命と暮らしをまもる自治体としての責任が問われています。 |
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日本共産党以外のオール与党議会
問われる議員の態度
市民の立場で市政をチェックし、意見を言うのが議員としての役割です。しかし、日本共産党以外の議員は、大型開発・企業優遇、同和事業の聖域化、たばこ税貸付金7億円の返済困難に対して、何も正そうとしないのが実態です。 |
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